【読書】 怒る一流 怒れない二流/向谷匡史
怒る一流 怒れない二流/向谷匡史
怒りたいけど、怒れない!!
いつも気を遣って我慢してしまう
- 後先考えすぎて、めんどくさいからいいやと怒らない
- 関係がギクシャクが嫌。波風立てたくない
- 自信がないから、自分の悪かったとこを中心に考えちゃう
- そもそも小心者
こんな経験ありませんか?
かくいう私も、怒れない小心者なのだが
ずっと舐められてきた。いつも怒りを呑み込んでいました
怒らない人じゃない!怒れないんだと怒りを溜めさらにストレスを溜め込み
いつも人間関係で仕事が嫌になってました。
そんな時、Amazonでこの本に出会いました。
筆者について
作家、ジャーナリスト。昭和25年、広島県生まれ。拓殖大卒。週刊誌記者などを経て、作家、ジャーナリストとして活動。浄土真宗本願寺派僧侶や保護司、日本空手道「昇空館」館長なども務める。著書に『田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学』(双葉社)ほか多数。近著に『田中角栄 絶対に結果を出す「超」時間管理術』(三栄書房)、『小泉進次郎「先手を取る」極意』(青志社)がある。
要約
怒りを上手く表現するテクニックが多数紹介されている。
日常生活に使えるものも多く実践的だ。
怒れないということ損をする者、怒ることで出世や成功を掴む者の2種類が存在する
どっちがいいですか?答えは、簡単ですよね
そんな生きづらい自分を変えるきっかけを与えてくれる本
気付き
①腹を括ること
飲食業のチェーン店のある会長が、従業員の教育のため厳しくしていたそうです。
すると従業員が辞めてしまって、店が回らなくなり売り上げが落ちこみ経営に苦しい思いをした
それから従業員に厳しくするのをやめ、優しくしていたそうです。
すると従業員は、言うことを聞かなくなり接客態度が悪くなり、売り上げも落ちたそうです。
その時、会長はこう思いました。
「従業員が辞めて売り上げが落ちるのも、接客態度が悪くなって売り上げが落ちるのも同じ」
それから腹を括り、辞められてもいい。厳しくしようとしたとのことです。
これを読んだ時、私は妙に納得しました。
私は、怒らないことによって得た人間関係なんてなんの意味もないことだということ
ご機嫌取りで仲良くなってもすぐに壊れるものだと思いました。
前から少し感じていたものが、確信に変わった瞬間でした。
嫌われてもいい。これから腹を括ります
②自信を持つ
この本を読んでいて思ったことが”結局自信が無いから怒れない”ということです。
自分の方が間違っているかも、自分の言い方が悪かったかなとか
自分に自信が持てないから真っ先にそんなことを考えてしまうのだと
余計なことは、考えなくていい。自分の感情に嘘をつかず
思ったまま言えばもっと生きやすいんだと思いました。
まとめ
怒りは、人間関係にとって必要不可欠であり
良い人でいることになんのメリットもない
怒れないのは、自分に甘いだけ
この本で一番響いた言葉だ
そんな自分を勇気を出して変えていきたい